Liebe LeserInnen,

herzlich willkommen zum ersten Teil unserer wöchentlichen kleinen Japanisch-Beiträge zu aktuellen Ereignissen. Wir wollen hier auf interessante Meldungen oder Ereignisse eingehen und binden Bilder, Videos oder weitere Links zu den Themen ein – alles auf Japanisch, am Ende steht noch eine kleine Vokabelhilfe.
Dazu noch ein kleiner Tipp – im Internet Explorer können die Lesungen der Kanji über den Schriftzeichen angezeigt werden, anderer Browser wie Safari oder Firefox haben damit noch Schwierigkeiten.

Beginnen werden wir unsere Reihe mit dem japanischen Neujahrsfest – viel Spaß beim Lesen!

Der 2. Teil wird nächste Woche Donnerstag veröffentlicht – dann geht es um Neujahrsessen…

Wikimedia Commons, おむこさん志望

第一回(だいいっかい)は、年の初(はじ)めでもありますので、「お正月(しょうがつ)」がテーマです。 お正月とは、年の初めの数日間(すうじつかん)のことです。いろいろな行事(ぎょうじ)をしたり、料理(りょうり)を食べたりしてお祝(いわ)いをします。国民(こくみん)の祝日(しゅくじつ)は日本でもドイツと同(おな)じく１月１日だけですが、「三(さん)が日(にち)」と言って、多(おお)くの会社(かいしゃ)は1月3日までお休みです。たいてい家族(かぞく)や親戚(しんせき)が集(あつ)まってお祝いをします。そういう意味(いみ)では、お正月は日本人にとってドイツのクリスマスと同じくらい重要(じゅうよう)な行事(ぎょうじ)といえるかもしれません（ちなみに日本ではクリスマスには国民(こくみん)の祝日(しゅくじつ)がありません）。

さて、日本人はお正月をどのように過(す)ごしているのでしょうか。
ドイツでは、「Silvesternacht」をたくさんの花火(はなび)でにぎやかに祝うようですが、これに比(くら)べると日本では年の最初(さいしょ)をしずかに祝うといえるでしょう。

12月31日の夜(よる)、日本人の多くはテレビを見ていると思(おも)われます。NHKの歌番組(うたばんぐみ)「紅白歌合戦(こうはくうたがっせん)」は昔(むかし)から有名(ゆうめい)ですが、最近(さいきん)はどのテレビ局(きょく)も、NHKに負(ま)けないように、いろいろなスペシャル番組(ばんぐみ)を作(つく)っています（格闘技(かくとうぎ)やバラエティーなどが多いです）。

そして、0時ちょうどに近(ちか)くの寺社(じしゃ)に行く人もかなりいます。これは、「除夜(じょや)の鐘(かね)」を聞くためです。108回鳴(かいな)らされる鐘(かね)を聞くことによって、人々(ひとびと)の苦(くる)しみや悩(なや)みを取(と)り除(のぞ)くといわれています。

Wikimedia Commons, Fg2

特(とく)に1月1日は、どこのお寺(てら)や神社(じんじゃ)も人でいっぱいになります。「初詣(はつもうで)」という習慣(しゅうかん)で、人々(ひとびと)は手(て)を合(あ)わせて一年(いちねん)の無事(ぶじ)と平安(へいあん)を祈(いの)ります。また、神仏(しんぶつ)のお告(つ)げを聞くために「おみくじ」を引(ひ)いたり、絵(え)が描(か)かれた木(き)の板(いた)、「絵馬(えま)」に願(ねが)い事(ごと)を書(か)いて寺社(じしゃ)に奉納(ほうのう)したりします。

単語リスト (Vokabelliste)

格闘技 (かくとうぎ) Kampfsport
寺社 (じしゃ) Tempel und Schreine
鐘 (かね) Glocke
夜明 (よあ) け Sonnenaufgang
平安 (へいあん) Frieden
お告(つ) げ Orakel
奉納 (ほうのう) Darbringung