毎月、Stammtischなどへ行って、学生さん達と話をしていると、今年は特に日本へ留学したり、旅行したりする人が多いことにきづきます。私は、日本へ初めていく人からよく地震についての質問をされます。ちょうど9月1日が「防災の日」ですので、今回は少し「地震」について書きます。
「防災の日」は1923年の9月1日におきた「関東大地震」にちなんで制定されました。震度はマグニチュード7,9で、少なくとも10万人以上の人が亡くなったそうです。
日本は、プレートとプレートがぶつかる部分が多いので、昔から地震が多いことで有名です。近年でも、1995年に神戸を中心に起こった「阪神・淡路大地震」(マグニチュード7,3)で約6400人の人が亡くなっています。
また、日本の各地で震度6や7の地震はほぼ毎年起こっています。
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/higai/higai1996-new.html
私も、大学生になるまでは、毎年9月1日に学校で「予防訓練」ということをしました。
ある時間になると学校中にサイレンが 鳴ります。特に小学生のときは、私達はいつもいすに「防災ずきん」をつけていました。これをかぶって、すぐに机の下にかくれました。
しばらくすると、「すぐに校庭に避難してください」という学校放送があって、私達は急いで校庭に行きました。そして、先生方や、消防署の人のお話を聞いたりしました。
消防署の人たちはよく、「地震体験車」というトラックで来ました。この車に乗ると、震度4から7までの地震を感じることができます。「風雲たけし城(Takeshi Castle)」というテレビ番組を見たことがありますか。その中に「地震だじいさん」というゲームがあったのをおぼえていますか。あのようなものです。
さて、地震には「横ゆれ」と「縦ゆれ」の2種類のパターンがあります。ふつう、地震が横に揺れる場合はそんなに問題ないといわれています。基本的には、「横揺れ」の場合は震源が近くないことを意味しているそうです。「縦ゆれ」の場合はその逆で、震源が近いシグナルです。最初の数秒間はほとんど揺れないのですが、そのすぐ後にドーンと急に激しく揺<rtゆれます。私は、地震のときはいつもすぐにランプにぶら下がっているひもが横に揺れるかどうかをみます。
さて、日本で旅行をしているときに地震が起こったら、みなさんはどうしますか。
私は内閣府が作った「地震シュミレーションゲーム」を見つけました。
まず、スタートする前に、最初の画面の右上に選択をするところが2つあります。「家具が壁に固定されているか」と「家の骨組がしっかりとしているか」です。日本では最近できた家以外は、だいたいこれらがないものが多いです。
日本語もそんなに難しくありません。みなさん、ぜひ一度やってみてください。
単語リスト
地震 Erdbeben
防災 Katastrophenverhütung
制定 Erlassung
少なくとも zumindest
サイレン Sirene
ずきん Kappe oder Haube
避難 Flucht
消防署 Feuerwache
横 waagerecht
縦 senkrecht
震源 Epizentrum
基本的な im Grunde
ひも Schnur
固定 Befestigung
骨組 Gerüst